case
case

高圧から低圧へ

高圧から低圧へ | 低圧電力・電力使用の最適化
高圧から低圧へ | 低圧電力・電力使用の最適化
会社名 タイキ株式会社
エリア 東京都墨田区

導入効果

契約電力 高圧35KW→低圧21KW
使用電力量 89,377kWh(2022年7月~2023年6月)
⇒ 86,712kWh(2023年7月~2024年6月)
2.9%DOWN!

クライアントの課題・背景

創業以来、工場の動力設備の増設を繰り返してきた結果、電力契約は自然と高圧電力になっていました。しかし、近年の電力価格の高騰が続く中で、コスト負担が急激に増大し、経営にとって大きな悩みの種となっていました。特に「キュービクル(高圧受電設備)」の維持費や保守点検費用がかさみ、その上、法律で義務化されている定期点検もあるため、電気使用量に関係なく毎月の費用がかかることが問題でした。「どうにかしてこの高圧電力の契約から抜け出し、少しでも維持費を抑えられないか」と考えるようになりましたが、設備の見直しには技術的な知識も必要で、独自での判断が難しい状態でした。

また、高圧契約では、電力の基本料金が契約電力の上限に応じて決まるため、使用量が少ない月でも基本料金が大きくかかってしまうという点も悩みの一つでした。そこで、「本当にこの規模の工場に高圧電力契約が必要なのか?低圧電力へ切り替えができる可能性があるのか?」といった疑問を抱き、株式会社シェアコープに相談するに至りました。

実施した内容

お客様の設備環境や電力使用状況を詳細に調査し、最適な電力契約への変更を提案しました。

高圧電力契約の廃止:高圧契約から低圧契約への切り替えを行い、契約に伴う基本料金の見直しを実施。
低圧電力への切り替え:低圧契約にすることで、基本料金を抑え、キュービクルの維持費も削減可能に。
電子ブレーカーの設置:電子ブレーカーを導入することで、電力使用のピークを管理し、効率的な電力供給を実現。
エアコン制御連動型システムの導入:設備の電力使用を最適化し、無駄なエネルギー消費を防止。

導入後の成果

実際に導入後の成果として、電力の基本料金と使用料金の両面での削減が達成されました。従来は毎月約12万円の電力費用がかかっていましたが、今回の取り組みで8万円まで抑えることができました。これにより、年間で約48万円ものコスト削減効果が見込まれ、経営の負担が大きく軽減されることとなりました。さらに、キュービクルの維持費用や点検費用が不要になり、今後の電力契約の柔軟性が確保されたこともお客様にとって大きなメリットとなっています。

お客様の声

「電力は、私たちのような製造業にとってはなくてはならないものであり、その安定供給が必要不可欠です。しかし、この数年で電力費用が急激に上昇してしまい、原価率が上がる一方でした。正直、どう対策していいか悩んでいたところで、株式会社シェアコープさんにお話を持ちかけさせていただきました。すると、シェアコープさんから『何とかコストを削減できる可能性があります』という心強い調査結果をいただき、具体的な提案までいただけたので、その場で依頼を決めました。

導入後、毎月のランニングコストが目に見えて下がり、しかも今後増設や減設が発生しても10年間無料で対応していただけるとのことで、長期的なサポートの面でも非常に安心しています。また、担当の方が親身にヒアリングをしてくださり、こちらが理解できるまで丁寧に説明をしていただいたので、私たちのビジネスに最も適した形での導入ができたと感じています。何よりも、シェアコープさんが提案してくださった内容が、私たちの事業の未来を明るく照らしてくれると確信しています。」